
2015年3月26日(木)より29日まで、兵庫県神戸市の県民アートギャラリーにおいて、第15回一絵会洋画展が開催されました。
一絵会は、阪神・淡路大震災後1995年に設立され、洋画家の村上美穂先生が主宰される絵画教室で、神戸や芦屋、西宮に在住される方を
中心に、約40名の生徒さんが先生のアトリエや各教室で指導を受けています。
アシックス創業者の故・鬼塚喜八朗さんも歴代メンバーのおひとりでした。
油絵や水彩画、アクリル画、パステル画、色鉛筆画等、自分の好みの絵を楽しく描いていく事をモットーにしています。
今回は、25名の方が61点、力作を出展されました。
私は、昨年旅行で訪問した、スイスのユングフラウヨッホから見た、アイガー北壁の絵(F-30号)、マルタ島の旧市街地
である、ヴァレッタの昼下がりの路地(F-20号)、水中を自由に悠々と泳ぐ金魚(F20号)を描いてみました。
ご覧頂いた方からの一番多い質問は、1枚描くのに、「どの位の時間がかかりますか?」と言う質問ですが
キャンバスの大きさや、絵の細かさによって相当変わったきますが、平均的に見て1日7時間(結構集中してやってます)×12日
(月4回の土、日)で3か月~3か月半ぐらいでしょうか?(勿論、デッサンや描く時の準備も含みます。)
描く途中で、必ずと言って良い程壁に当たります。先生の言われる事が理解できなったり、思うように描けなかったり、そんな事は
しょっちゅうです。
ですから、同時進行で2枚一緒に描いたり、全く異なる絵のデッサンをしたりして発想の転換を図ります。
そして、違う事をしていると、「フッ!」と新しい発見が見つかるものです。壁に突き当たれば、「アカン!」「判らん!」で結構。
深く考え込むよりチョット横に置いて違う事をしています。
仕事でも同じ事が言えるのではないでしょうか?
いつもいつも旨く行く筈がありません。
そんな事をしながら描いています。
これからも、一生の趣味として描いていきたいと思っています。
弊社代表 門谷より