危険物倉庫内の整頓改善
ラックサイズに合わせた保管容器を製作し、保管効率を向上
得意先様より、危険物倉庫内で使用している保管容器についてご相談をいただきました。
従来は、製品の入荷時に使用されていた段ボール箱をそのまま保管容器として使用されていましたが、ラックサイズに合っておらず、デッドスペースが発生している状況でした。
また、取り出しづらさや保管効率の低下により、より多くの製品種類を保管するためのスペース確保が急務となっていました。
現状の課題
・ラックサイズと段ボールサイズが合っていない
・スペースに無駄が発生している
・製品の取り出しがしづらい
・保管種類数を増やす必要がある
既存ラックのサイズ、現在使用中の段ボールサイズ、製品サイズなどをヒアリングし、現地調査を実施しました。
現地調査で確認した内容
前面には落下防止対策が施されていましたが、奥行き方向には建屋とラックの間に隙間があり、ラックの配置場所によっては奥行きを数センチ拡張できることが判明しました。
このスペースを有効活用することで、ラックごとに最適なサイズの容器を製作し、保管効率を高められると判断しました。
検討内容
検討の結果、今回は「2A強化段ボール」を使用した保管容器をご提案しました。
取手穴付きのサンプルを製作し、実際の使用環境で検証を実施。
長期使用には不向きな面もありますが、静電気や埃に強いという特長があり、現場環境に適した仕様となりました。
また、長期使用に適したプラスチック容器やプラスチック段ボールも検討しましたが、コスト面や静電気が発生しやすい点を考慮し、今回は強化段ボールを採用しました。
改善後
保管容器の基本形状は統一しながらも、ラックの保管場所ごとに数種類のサイズを製作。
ラック寸法に合わせて数センチ単位で調整を行い、スペースを最大限活用できるようにしました。
その結果、
・保管効率の向上
・見栄えの改善
・保管数量の大幅アップ
を実現し、お客様にも大変喜んでいただきました。
また、製作メーカー様にも都度ご協力いただき、細かなサイズ調整にも柔軟に対応していただきました。
強化段ボールの活用について
強化段ボール(2A・3A)は、木箱の代替やパレット、重量物梱包材としても使用されており、少量からオーダーメイド製作が可能です。
用途に応じた柔軟な設計ができるため、さまざまな保管・物流課題の解決に活用できます。
保管効率や作業性でお困りの際は、ぜひご相談ください。



※薄めタイプ装着写真
※厚めタイプ装着写真
折りたたんだ状態
剥がした状態



